速読のトレーニング方法は?メリットを速読でテレビ出演した私が解説

日本ショートスリーパー育成協会、代表理事の堀 大輔です。

 

今回は、「記憶に残る速読」という本を執筆し、現在も速読を実践している堀 大輔が、速読のトレーニング方法やメリット、デメリットなどを詳しく解説します。

ちなみに、私は、過去に「ためしてガッテン」という番組で、速読のジャンルで、テレビ出演したことがございます。

この速読の力を使って、大量の本を毎年読んで、睡眠に限らず、様々な分野の書籍を読んでいます。

速読とショートスリーパーの関連性についてお伝えしたいと思います。

 

速読って具体的にはどういう技術?

「速読」という言葉がここまでメジャーになったのは、ここ最近の話です。

10年前の速読のイメージは、眉唾であったり、曲芸的なイメージが強かったのですが、最近は通常の人の2倍速、3倍速といった、速度でも、じゅうぶん「速読」と言われるようになっていると感じます。

  • フォーカス・リーディング
  • フォトリーディング
  • 波動読み
  • 飛ばし読み
  • 斜め読み
  • ◯◯式速読法

様々なジャンルが存在します。

りんごを頭の上に想像して読む速読もあれば、見開きで目に止まった文字だけを読むものもあります。

ペラペラと何回かめくっただけで、内容が頭に入ってくるという速読もあるようですが、いずれも私には、実践不可能です。

 

他の速読について、本当に読んでいるのかであったり、意見を聞かれることもあるのですが、「私では判別はできません。」と回答しています。

 

堀の行っている速読はどんな速読?

堀は、いくつかの速読教室に通っていた時期があります。

しかし、通った速読教室で得た技術やテクニックは、現在は一つも使っていません。

 

では、「速読ではないのか?」といわれると、堀の読書を見たことがある人であれば、ほぼ確実に「堀さんは速読している」と表現するかと思います。

堀の速読は人から習ったものではなく、自分で開発したものということです。

 

また、その速読のノウハウは、「記憶に残る速読」という著書の中で、余すことなく表現していますので、もしご興味のある方は、ぜひ御覧ください。

(発刊していただいた出版社が倒産しているため、現在流通している数しか存在しません)

 

堀の読書速度は正味、どのくらい速いのか?

イメージされている速読が、ペラペラめくっていくような曲芸的なものであれば、僕の速読は遅いと感じると思います。

読みやすい小説であれば、1ページ3~4秒くらいです。

300ページの本であれば、1000秒ほど。20分弱で読み終わる計算となります。

 

難しい書籍であれば、1ページ10秒以上かかりますので、ほとんど速読しているような認識はないかと思います。

 

私の考え方ですが、本を読むのは、著者とのコミュニケーションだと考えています。

「速読をするために読書をする」となってしまっては、本末転倒です。

本を楽しめる速度が、上記のような速度で、他の人よりも若干速いため、「速読」と言われるようになっています。

 

いつから速読できるようになったのか?

小学3年生の時くらいに、兄に憧れていた時期があります。(今も憧れているのですが)

ある時、同じ本を読んでいたにもかかわらず、僕が1/3ほどしか読んでいないうちに、兄が読み終わっていました。

 

しかも、兄のほうが本の内容を深く覚えていたことに衝撃を受けました。

「これでは、兄に追いつくどころか、どんどん離されてしまう…」と焦燥感に駆られて、兄の読み方の真似をするようになりました。

 

また、それだけでは当然ながら兄に追いつくことはできないので、兄と同じ速度で普通に読めるようになってからは、国語の授業中でも読書の最適化を行うようになり、ひたすら集中して反復訓練をしていました。

 

気づけば、小学5年生くらいのときには、他の友達の倍以上の速度で読めるようになり、中学生のときには、先生が教科書を黙読するように指定してから、少なくとも3回は全て読み返しをしていたので、他の人の3倍以上の速度で読んでいたと思います。

また、社会の教科書にいたっては、一日一回全てのページを読んでいました。

全てのページを一気に読むことで、歴史の成り立ちや、前後のつながりを把握することができたので、汎用性の高い地力が手に入ったと考えています。

 

速読の際、頭の中で音声化しているのか?

速読の話の時に、頭の中で音声化するのか、しないのかという話題がよくあります。

実際には、そんなことを考えて読書するなんて、目の前の本に対して失礼だと考えています。

 

音声化しているかしていないのかは、結果論で大丈夫です。

そもそも音声化していると遅くなるというのも嘘の理論です。

 

逆に映像化したほうが圧倒的に読書速度は遅くなります。

映画にしたほうが、明らかに内容が薄くなってしまうのは、映像化が一つの原因と考えられます。

 

速読ができるとどんなメリットやデメリットがあるのか?

「本を速く読める」ことで、時間短縮ができるというのは想像に難しくありません。

 

しかし、速読のメリットは星の数ほど存在します。

デメリットに関して、「理解度が落ちるのでは?」であったり、「感動できなくなるのでは?」というコメントをいただきそうですが、それは内容を理解していない速読で、そもそも私としては、読書をしていないと考えています。

 

読む速度が上がることによって、理解度がむしろ高くなる読書の方法を速読と定義してお話していきます。

当然、速読ができるという状態でも、ゆっくり読むことは可能です。

 

だからこそ、足並みを揃えることができないということもありません。

今の所、私は速読ができることのデメリットは0に近いと考えています。

 

速読ができると、理解度が上がる

「本を速く読むと、理解度があがる」というと、違和感があるかもしれません。

しかし、これは事実であり、小学3年生の時、私が兄に「なんでそんなに本の内容を覚えているの?」と聞いたところ、兄からは「大輔くらい読むのが遅かったら逆に忘れるわ」と回答をもらいました。

 

これが重要な考え方です。

人は、忘却曲線にそって、時間が経過する毎に忘れていきます。

 

当然ながら、本を読み進めている間も、記憶はどんどん減っていくのです。速読ができるということは、縄文時代を読んだ数分以内に江戸時代まで読み進めることができるということです。

物語とは単語ではなく、文章やストーリーがあるものです。

前後のつながりをどれだけ記憶しておくかで、理解力が向上します。

 

本を読むことが早くなる

速読によって、読書速度が早くなるのは当然ですが、そもそも読書をするまでに、「本を読むかどうか悩む」という時間が極小になります。

本を読むことに時間がかかる人は、本を読み始めたら、時間がかかると考えるため、どうしても読書の閾値(いきち)が高くなり、結果として、本を読まないということも起こりえます。

 

しかし、速読ができるということは、本に対して、気持ち的に頑張る必要がありません。

いつでも気軽に読んで、気軽に読み終えることができるため、速読ができない人と比べて、パッと読書という行動をすることができます。

 

私の場合、20分本を読むかどうかを悩んでいたら、1冊読めてしまうという発想が根底にあるため、迷うことがありません。

 

勧められた本を全て読むことができる

人が自分に本を勧めてくれるということは、

  • 本を読んでくれたあとに、一緒に話をしたい!
  • 本の感想を聞いてみたい
  • あなたに必要な情報はこれだよ。

といった形で、必ず意図があるものと考えています。

私の場合、初対面の方以外に勧められた本をよほどのことがない限り必ず読むようにしています。

 

なぜ初対面の方以外かというと、営業活動や、私のことを考えてではない意図で勧めていただいたことが多かったからです。

人から勧めていただいた本を全て読むことで、「この人は話を聞いてくれる人だ」であったり、「この人は、行動力のある人だ」といったかたちで、非常に大きな信頼を得ることができます。

 

本を読むだけで信頼を得られる…ということは、いかに他の人が勧められた本を読んでいないのかということにつながります。

他の人が悪いわけでは当然ありませんが、他の人が難しいと感じていることを、難なく行動できることは、非常に重要な能力だと考えています。

 

情報速度の速い世の中でも置いていかれない

ニュースサイトの閲覧やメールの確認など、非常に読むことが多い世の中です。

このページを見てくださっているということは、すなわち、「今、文字を読んでいる」ということです。

この速度が他の人よりも倍以上速いのであれば、人生において非常に有利なポジションをとることができるようになります。

 

また、長いウェブページなどは、飛ばし読みをしがちですが、速読ができることによって、飛ばし読みをする必要がありません。

全文を読んだとしても、飛ばし読みをしている人よりも速く読み終えることもあります。

情報社会と言われる世の中で、情報を仕入れる速度は非常に重要な能力だと考えています。

 

余談ですが、私が速読ができるうえで、便利だと感じたのは、「リアル脱出ゲーム」という時間制限のあるゲームのときです。

謎ときは大体文章で書かれているので、読み終えることが速いだけで相当有利に謎解きを進めることができます。

まだまだ書ききれないほどのメリットがありますが、わかりやすいメリットをいくつか挙げさせていただきました。

 

速読ができると、ショートスリーパーになりやすい?

速読と短時間睡眠は、一見すると因果関係はないように感じます。

しかし、実際には「文字を読んでいる時に眠たくなりづらい」という一点において、非常に大きなメリットがあります。

 

例えば、眠たくなった時に、私は読書をすることがあります。

「逆に眠たくなってしまうのではないか?」と思われるかもしれませんが、速読で脳の回転を上げることで、眠気を除去することが可能です。

 

逆に、読む速度が遅く、ダラダラと読んでしまうと、脳の回転が下がってしまい、眠たくなってしまいます。

現代は文字に携わることが多い世の中です。

文字を見る度に、眠気が飛ぶのか、逆に文字を見る度に眠気が発生するのかでは、ショートスリーパーでなくとも、大きな差が発生します。

 

また、ショートスリーパーになることで、必然的に読書や文字に触れる時間が長くなります。

速読ができるということは、この文字の時間を短縮して、実際の行動時間を長くすることができるということです。

結果として、ショートスリーパーかつ、速読ができることで、他の人の人生とは、経験値に雲泥の差ができます。

 

速読になる簡単な方法

Youtubeなどを2倍速で見ると、「速読ができるようになる!」という理論もありますが、半分正解で、半分は間違いです。

どういうことかというと、Youtubeといった動画は、読み進めなくても、勝手に物語が進んでいきます。

本は能動性をもって読み進めないと、物語が進むことはありえません。

そして、この能動性をもって読み進める動作を速くすることに、一番初めの障壁があります。

 

しかし、逆説的に考えると、速く読むということをクセづけてしまえば、勝手に毎日の読書で速読の訓練ができるようになります。

 

では、どのように速く読み進める技術を上げるのか?

 

心構えをお伝えしたあとに、速読を習得する一つの方法論をお伝えします。

(いくつか方法論がありますが、選択肢になると人は行動しなくなるという研究があるため、まずは一つを確実に取り組んでください)

 

速読をするときの心構え

速読をする時に大切な心構えは、「本を人と思って読む」ことです。

どうしても、眼の前にあるものが、本という物質と考えてしまうと、独りよがりで自分勝手な解釈を入れて読んでしまいがちです。

 

人の話を聞いているかのように、一つ一つの言葉を大切にして読むようにしましょう。

出版されている時点で、無駄な言葉は何一つありません。

 

全ての言葉が重要だからこそ、本の上に文字として残っているのです。

自分自身は意図をつかめなかったとしても、必ず著者や出版社の意図があります。

 

人の話を聞くように、噛み締めて文字を読んでいきましょう。

 

理解力は結果論

理解力を落としたくないことはわかりますが、遅く読んだとしても理解力が上がるものではありません。

理解とは、人の話を集中して聞くように、本を読めた時に自ずと向上します。

 

あまり、理解力に囚われすぎないように読んでいきましょう。

 

速読の簡単な訓練方法は、連続タイマーやメトロノームなどで、1ページの時間を決めきる

パーキンソンの法則をご存知でしょうか?

人は、枠があると、その枠の中で処理をしたくなるように本能で決まっています。

 

これを利用して、自分の読書速度を向上させることができます。

たとえば、普段1ページ8秒かかっているとしたら、14秒くらいで設定して読んでみてください。

(見開きは2ページで8秒から1秒落とした7秒の2ページ分という計算です)

 

タイマーやメトロノーム(4/4拍で、4回なったら次のページといった形でもOK)の音がなったら、まだ読み終わってなくても必ずページめくりをすることが重要です。

少し、後ろから押されているような感覚で読むことができれば、成功といえます。

 

自分なり、マイペースではいつまでたっても本を読む速度は上がりません。

 

かといって、曲芸的な速読の技術に走ったとしても、自分の読み方が崩れてしまい、理解力が下がってしまうだけでなく、最悪、本を読むことができなくなってしまいます。

また、小学1年生のように、今から全く新しい読書術を習うということは、非常に時間と手間がかかります。

 

このタイマー法であれば、自分の読み方を大きく崩すことなく、自分のリズムを単純に上げることができます。

 

どのくらい読書速度を上げられるの?

何度も練習していただくと、この訓練だけで、今までの3倍速という読書速度も無理なく可能です。

実際に受講生にお伝えして、努力をしている感覚はなく、3倍以上の速度になった人が多数います。

誰でもできる、簡単かつ、超効果的な方法ですので、ぜひ実生活で、この速読訓練を取り入れてみてください。

 

今回のお話の中で登場したショートスリーパー。

そのショートスリーパーになるための方法を解説している説明会を全国各地で行なっていますので、こちら是非ともお越しください。

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2 件のコメント

  • 堀さんの本は全て読ませてもらってます!本当にありがとうございます!

    速読の本では、スマホを使った方法が書いてあり、ちょうど、やっと受験が終わりスマホを手に入れたので実践したいと思います!

    • この度はメッセージありがとうございます!

      書籍を全て読んで頂いているということで、
      たいへん嬉しく思っております。

      ぜひ実践されて、何かわからないことなどありましたら、
      いつでもこちらにお返事いただければと思います!!

      また全国でNature sleepの説明会も行なっております。

      押し売り等は特にございませんので、
      是非ともお越しください!

      どうかよろしくお願いします^^

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