旅先で深い睡眠をとる注意点。眠気を除去して旅を楽しむ方法とは?

今回のブログは、旅先での睡眠をより良いものにするためのノウハウや注意点を書きたいと思います。(*^^*)

旅行っていいですよね。

一般社団法人 日本ショートスリーパー育成協会の講師や社員は、全員旅行好きです。

 

なぜなら、1日の睡眠時間が短いので、旅行先で他の人が寝た後に、ホテルのジムで身体を鍛えたり、周辺の街を散策することができます。

一回の旅行で、余すことなくその地域を楽しむことができるので、ショートスリーパー ®になると、旅行の価値が飛躍的に上がります。

 

ですが、旅行先では枕の高さが合わないであったり、寝具がいつもと違うことで、違和感があったり、最悪の場合は、体調を壊してしまう方も少なくないと思います。

そこで、今回のブログは、旅先で安定した睡眠をとるために必要なことや、簡単にできるノウハウをお伝えしたいと思います。

 

旅とは、移動に始まり移動に終わる

旅先で眠ることの注意点…の前に、旅行につきものの、移動について説明します。

移動がうまくなれば、おのずと旅先での時間が有意義なものとなりやすくなります。

 

また、移動中に睡眠を上手くとることで、旅先での眠気を少なくすることが可能です。

旅先で遊び疲れて、ホテルに帰ったらバタンキュー。

 

「起きて色々とやりたいことがあったのに、そのまま眠ってしまった」という苦い経験をしたことはありませんか。

 

決して安くない費用を支払って旅行をしているのに、意図せぬ長時間睡眠をしてしまうと、非常にもったいないと自己嫌悪に陥ってしまいます。

一人旅ならまだ良いのですが、恋人や家族、友人と一緒の旅行で、寝落ちをして朝を迎えてしまったら、目も当てられません。

 

このような状態を防ぐためにも、移動中にできる睡眠対策をいくつかお伝えします。

 

旅の移動中に寝るか起きているか

あなたはバスや新幹線、飛行機で移動する時に、起きている派でしょうか?眠っている派でしょうか?

 

旅の移動は、

  • 寝て過ごす
  • 起きて過ごす

という2択があります。

 

移動中に起きている場合・移動中に目を覚ます方法

旅の移動は非常に重要なものです。

一人旅ではなく、誰かと一緒に旅行するときは、なおさら移動が楽しいかどうかで旅の価値は大きく変わります。

 

しかし、電車も飛行機も適度な揺れと、座席に固定されている状態が続きます。

身体を動かして眠気を除去することは不可能です。

 

もちろん、強引に身体を動かすことはできるかもしれませんが、突然、眠気対策と言って動き始めたら、一緒に行動している恋人や友人もビックリしてしまいます。

旅の思い出が、「移動中に、いきなり堀がコサックダンスを始めた」という思い出になってしまうのも問題です。

 

では、眠気対策はどのようなものがあるのか?

 

最も簡単な眠気を除去する方法は、”コップを持つこと”です。

もちろん、コーヒーやお茶などでカフェインを摂取することも、眠気対策として悪くありませんが、じつは紙コップを持っているだけで、人間は適度な緊張感を持つことができ、眠気が発生しづらくなります。

 

レンタカーや自分の車で運転しているときも、コップを持ち続けることで、ある程度眠気を飛ばすことができます。

コップを持つ程度であれば、自然な行動でできると思いますので、ぜひ明日から取り入れてみてください。

 

移動中に眠る場合・移動中に眠たくなる方法

逆に、旅先でしっかりと楽しむために、移動中に寝たい!という人もいると思います。

また、旅が楽しみすぎて眠れなかった人は、移動中に睡眠不足を解消することも非常に重要な要素となります。

 

しかし、単純に移動中に眠るだけでは、逆に身体がだるくなったり、頭がボーッとしてしまうことも少なくありません。

 

普通に眠ることは、交通機関の尋常ではない努力の結果、快適すぎる環境と思いますので、そこまで難しくはないと思います。

 

あえて、旅先での活動をうまくするための、攻めの睡眠を提案をしたいと思います。(本田圭佑風)

こちらも、最も簡単な方法をお伝えします。

 

“使い捨てのホットアイマスクを使う”ことで、旅先でも眠気が出ないように眠気をとばす睡眠状態を作ることができます。

ホットアイマスクは眼精疲労で疲れている人にも、非常に効果的です。

 

これからの旅先での計画を考えながら、「眠れなくてもいいや」という感覚で、アイマスクを付けて時間を過ごしていただくことで、リラックスして寝入ることができます。

 

身体は脱力するようにすると、効果は倍増します。

 

なので、座席の角などに頭を預けることで、より眠気がとれる睡眠となります。

空気で膨らますネックピローといったものを使うことも悪くありません。

 

ホットアイマスクもネックピローもお金がかかるじゃないか…と思われたかもしれませんが、旅先で行動する価値を考えていただけると、費用対効果は抜群だと胸を張って推奨できます。

 

移動中に眠たくなるのは、鉄道会社や航空会社、バス会社の努力の賜物

移動中の車内は室温も快適な状態にキープされているため、どんな人でも眠たくなりやすい空間です。

これは、お客様の移動を快適なものにするために、鉄道会社や航空会社やバス会社が日々、誠心誠意の努力をしていただいた結果です。

 

国内旅行のように、移動中も安心して眠られるというのは素晴らしい文化です。

私もレンタカーの運転なども好きですが、乗り物に揺られて旅に出ることも大好きです。

旅先での行動:旅先に到着した直後の過ごし方

旅先に無事に到着した後、いきなり眠たくなってしまう人は少ないと思いますが、もし移動中に寝ていた人は、もしかしたら身体がだるくて行動しづらい状態かもしれません。

移動を終えた直後にやっておくと良いことをいくつか紹介します。

 

トイレに行き、うがいや顔を洗って、汚れを落とす

公共交通機関で移動した時は、意外と室内が乾燥していたり、周囲の人から、咳やくしゃみなどからウィルスが付着していることがあります。

旅先について、いきなり身体を洗うことは現実的ではありませんが、顔を洗い、鼻をかんでおき、うがいをすることで、旅先での風邪や体調不良を予防することができます。

 

やはり、健康あっての旅行のはずです。

おいしい食事も、楽しい観光名所も、大自然を満喫するのも、全部健康な身体があってこそです。

 

ほんの1分のうがいや洗顔で、健康的に過ごせる確率を上げられるのであれば、ぜひ取り入れていきましょう。

お子様や、同行している人にも、ぜひ提案することを推奨します。

 

もし、移動中に眠っていた人は冷たい水で顔を洗うことによって、シャキッと目を覚ますことも可能です。

旅行の本番を前に、スイッチを切り替えるようにしましょう。

 

旅先での観光時に眠気を起こさないためには

旅先で、刺激的なことばかりがあるわけではありません。

一緒に行った家族や恋人のお土産を待つことも、アウトレットといった買い物に付き合うことも少なくないでしょう。

 

こんな時に油断していると、ふと眠気が発生してしまい、あくびが出てしまうことがあります。

そのあくびが原因で、「退屈なの?」と責められてしまい喧嘩になってしまっては、旅の価値も下がってしまいます。

 

眠気が出てしまいそうな旅先や観光に行ったときの簡単な対策を2つほどお伝えします。

 

旅先の眠気対策1:付き合ってあげていると思わない

家族や恋人が行きたいと言った場所に行くときなど、どうしても受け身になってしまいがちです。

脳科学的に、人は能動的に行動しているときと、受動的に行動している時とでは、楽しいと感じる回路が1/10まで落ちてしまうそうです。

 

つまり、付き合ってあげていると思って行動してしまうと、楽しさが1/10まで下がってしまうため、どうしても眠気が発生します。

 

コツは、自分から「◯◯(相手の名前)の行きたい所あるなら、そこに行きたいから一緒に行こう!」と宣言することです。

相手が言い出すのを待つのではなく、旅をともにしている相方を楽しませることで、自分も楽しくなります。

 

旅先の眠気対策2:店員さんや現地の人と話をする

これも、旅を楽しくしながら、旅先で眠気を起こさないための重要なテクニックです。

 

“旅は道連れ世は情け”という言葉があるように、旅の出逢いは特別だと感じます。

日常を離れて楽しんでいる旅先に、現地の人との交流があると、旅の価値が格段に向上します。

 

私はシャイなもので、人に話しかけることに非常に大きな壁を感じるのですが、旅先ではむしろ積極的に話しかけるようにしています。

 

最悪、嫌われたり変な目で見られても、旅先の人と二回目に会う確率はほとんどありません。

旅行雑誌やインターネットでは知ることができない、地元の人ならではの情報が山程出てきます。

 

そして、ネットの情報に比べて、情報の”ハズレ”もほとんどありません。

当然ながら、話しかける緊張と、特別な体験から眠気も吹き飛んでいきます。

 

ぜひ、話しかけるという行動をしたことがない人は、現地の人に勇気をもって話しかけてみてください。

きっと、笑顔で素敵なお話をしてくださいます。

 

旅先でキャンセルがあったときの眠気対策

旅先についたものの、悪天候で予定を変更を余儀なくされたときや、予定外の事態が起こって、決まっていたイベントがキャンセルになることがあります。

こんなときに、不運を嘆いて、ホテルに早めについて眠ってしまう…というのは非常に勿体無いことです。

 

しかし、実際にはイレギュラーが起こったときの対策は非常に難しいのも事実です。

現在はスマートフォンなどで、簡単に代わりのイベントや、近くの美味しいお店を閲覧できるようになっています。

 

予定したことがキャンセルになったことのダメージは大きいかもしれませんが、その時間に代わりにした行動やイベントが楽しいものであれば、「元々の予定、キャンセルになってよかったね!」と同行者から言っていただけることもあります。

 

ピンチはチャンスです。

旅先の一つのイベントと思って、能動性を発揮して行動することが大切です。

 

実際に、ショートスリーパー ®会員と一緒に、静岡の掛川に行った時、”つま恋”というリゾートに行こうとしたはずが、車で2時間近く離れた場所の”居酒屋つま恋”に到着したことがあります。

大きなアクシデントでしたが、みんなで笑い合って、「むしろこんな間違い、普段しないから新鮮だ!」といって記念写真を撮るなどしてすごしました。

 

あとから、みんなで掛川で一番楽しかった思い出は?と聞いた時、一緒に行ったほぼ全員が「居酒屋つま恋」と言ったほどです。

 

当然、眠気は一切ありません。

 

旅先の旅館やホテルの過ごし方

旅先の醍醐味に、ホテルや旅館といった宿泊施設があります。

旅といえば、宿!という意見もあるかもしれません。

宿泊先についたあとの眠気対策や、宿泊先での睡眠の注意点をお伝えしていきます。

 

宿泊施設のパンフレットを見る

宿につくまでが旅ではありません。

旅先の宿泊施設で一番怖いのは、後で自分が楽しめそうな施設があったことを知ることです。

 

疲れもあるかと思いますが、その状態で客室に入ると、思わず眠ってしまうこともあります。

まずは冷静に、ホテルのロビーなどで宿泊施設の案内や、周囲の情報を仕入れましょう。

 

【重要なポイント】

宿泊先に到着して、自分の部屋に入る前に、パンフレットを見ること。

部屋に移動してから見ようとしても、力が抜けてしまって見ることができません。

 

そして、部屋に入る前に閲覧しておけば、部屋に入ってからも行動する活力が生まれます。

施設の充実度合いによっては、到着した時に感じていた疲労感が吹き飛ぶこともあります。

 

温泉に入るタイミング

せっかく日常から脱出した旅先で睡眠をとるときには、できれば綺麗な状態で眠りにつきたいものです。

日常ではないからこそ、耐性のないウィルスが付着している可能性もあります。

 

健康のためにも、お風呂に入ってから睡眠をとるという流れは崩さないことをオススメします。

 

温泉は食事とのスキマ時間によって変化させるのが良いと思います。

もし食事までの時間が長く、つい一眠りをしてしまいそうなときは、食事よりも先に入ったほうが良いでしょう。

 

食事までの時間が短ければ、食後に入ったほうが、ゆっくりと温泉を楽しむことができます。

旅先での食事は味も雰囲気も刺激的なことが多く、食後すぐに眠たくなることは考えづらいと思います。

 

食事後の入浴は健康に良いのか?という発想もあるかもしれませんが、宿で食べるおいしい食事の代謝をするためにも、お風呂に入ってから眠ることは悪いことではありません。

しっかりと宿が自慢する温泉を堪能してから眠るようにしましょう。

 

旅先の旅館やホテルで眠るときの注意点

Naturesleep広島

旅先で眠るときに注意をしたいのは、「冷えすぎること」の一言につきます。

浴衣の下に何もつけないのも気持ちがいいかもしれませんが、いざ眠るときには、下着を着ておくことをオススメしています。

普段浴衣で眠っている人も少ないと思いますので、慣れない睡眠着のため、起きたときには、半分脱いでいるような状態になっている人も少ないと思います。

 

また、掛け布団は、入室時にキレイに見えるように、敷布団の下に入っていることがあります。

これも普段の睡眠と違う状態になっているため、掛け布団を眠っている間に蹴ってしまって、無防備な状態で眠っている人も少なくありません。

最悪は、掛け布団の上に寝転がって眠ってしまうことです。

 

空調も、ホテル全体で統一されていることも多く、暑苦しいよりも、クレームが少ないこともあり、若干冷えているホテルがほとんどです。

 

なので、眠っているときの冷えの対策をすることが、旅先での眠りにおいて、最も重要なポイントとなります。

 

枕や布団の違いは旅の醍醐味と思って気にしない

一度気になってしまうと、眠れなくなるほど気になるのが人間です。

確かに、いつもと違う空間で睡眠をとるため、枕や布団が変わるのは当然です。

 

この変化も旅の楽しさの一つと思って、開き直りましょう。

いつもと違うことで眠れることは、とても贅沢なことで、気にして眠れないなんて本当にもったいないです。

 

睡眠中は記憶がありませんが、横になったときの感覚や、眠りに落ちるときの感覚は本当に気持ちがいいものです。

違う枕や環境で味わう睡眠という時間を、存分に楽しんでいただきたいと思います。

 

旅先の旅館やホテルで起きるときの注意点

いつもと違う環境で起きる時は、基本的には目覚めは良いかと思います。

普段の寝具よりも、ホテルのベッドや旅館の布団のほうが気持ちいいと感じる人も少なくありません。

そういった時に起こってしまいがちなのが、”二度寝”という悪習慣です。

 

朝の散策は本当に気持ちがよいのでオススメ

私は少し早めの時間に起きて、ホテルの周辺を歩くことを、旅先での日課にしています。

晴れた日は当然気持ちがいいのですが、小雨くらいでも、本当に気持ちいいものです。

これは実際に歩いていただくとわかっていただけます。

 

ショートスリーパー ®として生活をしていて、何が一番嬉しいですか?と聞かれることも多いのですが、「朝の静かな時間に散歩すること」と回答することが多いです。

普段、都会で住んでいる人ほど、旅先での朝の1時間は、宝物のような時間に感じていただけると思います。

旅が終わった後に、体が元の生活に慣れるまで

「サザエさん症候群」ではありませんが、旅先から帰ってきて、日常生活が始まると、一気に旅先の疲労感が出る人がいます。

旅を良いものにするために、旅の影響を日常生活に、悪い意味で持ち込まないことは非常に重要です。

 

旅で感情がたくさん動いた後は、どうしても眠気が発生しやすいものです。

ショートスリーパー ®の受講生にも、大きなイベントのあとは、能動的に早めに眠ることで、リズムを取り戻しやすくなると伝えています。

 

一番最悪な事態は、翌日の準備も全くしない状態で眠ってしまうことです。

旅の終了は家に帰るまでと思っている人が多いのですが、必ず翌日の準備を完了するまでを旅として考えておくことが重要です。

 

夏休みやお盆といった大型連休の過ごし方について

学生の方は、夏休みや冬休み、社会人の方のお正月やゴールデンウィーク、お盆は、差が歴然と生まれるタイミングです。

みんながダラダラしてしまう時に、いかに身を引き締めて行動できるかで、次の旅が楽しいものになるのか……

 

そもそも、次の旅に行くことができるほどの、信用や財力を手に入れられるかが変わってきます。

もし、いつも大型連休にダラダラしがちのかたは、具体的な解決方法を聞きに、短眠メソッド”Nature sleep”説明会にお越しください。

 

その日から使える、睡眠の情報や、睡眠以外の理論も含めて、あなたの人生のためになる面白い内容を準備してお待ちしています。

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