年末年始は日常から開放されて、楽しい時間を大切な人とまったり過ごす人が多いのではないでしょうか。
そしてあまり良くはないと思っていても、ついつい睡眠時間が伸びたり、だらだらと過ごしてしまいがちな時期です。
しかし…楽しい時間は体感的にあっという間に終わりがやってくるものです。そしてその先には「仕事始め」や「始業式」がやってきます(泣)。
また、主婦の方もバタバタとした日常に戻ることになるかと思います。
楽しみにしていた長いお休みも、終わりに近づくにつれて、どうしても後のことを考えて憂鬱になってしまう人もいるかもしれません。
結果として正月病になったり、場合によってはうつ病に陥ってしまう人もいます。
土日が定休日の人は毎週日曜の夕方になるあの間隔に近いものがあるかもしれません。
一時期はサザエさん症候群という言葉も流行りましたが、休日日数が長い分だけ反動も大きくなるかもしれません。
そこで今回はストレスを減らして、新年の仕事始めや学業始まりを気持ちよくスタートするため、対策・対処法も含めて、ショートスリーパー®的な年末年始の過ごし方をお伝えします。
それって正月病?年明けに気分が落ち込む正月病の症状とは
サザエさん症候群の特徴としてよく聞くのは「気分が憂鬱になる」という現象ですが、正月病はどのような症状が多いのでしょうか。
調べてみると以下のような症状に陥る人が少なくないようです。
- だるい
- 身体が重い
- 眠い・眠気が取れない
- やる気がしない
- 疲れが取れない
なんだか睡眠不足と感じている人が挙げる症状と似てますね(笑)。
正月病とはまさしく、年末年始の長期休暇明けに「なんだか眠い」「だるくて疲れやすい」といった不調になることです。
眠気や倦怠感を強く感じるもので、あまりに酷い場合は「うつ」の状態にまでなる危険性があるとも言われています。
この「正月病」は実に7割もの人が経験したことがあるそうです。
せっかくリフレッシュするための休暇のあとに、上記のような状態になってしまっては本末転倒です。
日頃の疲れやストレスを癒すためのお正月休みを「疲労感の原因」に変えてしまうのはなぜなのでしょうか?
原因は習慣の変化にあった!正月病になる原因とは?
いまさらですが(笑)昨年も仕事に、学業に、家事に本当にお疲れ様でした!
昨年も自分のため、家族のため、大切な人のためにで頑張ってきたかと思います。
これが長期休暇に入ると緊張が緩みますし、特に年末年始は節目ということもあり、寒い時期ということも手伝って、より深く心も身体もお休みモードに入る人が多いと思います。
しかし、簡単に言ってしまうとこの「お休みモード」と日常で習慣が大きく変わることにより、そのギャップに身体が追いつかず、続くように気持ちもついていけなくなってしまうことが正月病の原因と言われています。
さらには1月は年末年始のあとの仕事が溜まっていたり、日本では繁忙期となることも多いため、影響がより色濃くでます。
習慣が変わるを具体的に紐解いてみると…
- 1日のサイクルが崩れる
- 外出をしなくなる
- 普段はしない親戚づきあいが増える
- 帰省や旅行に伴う長時間の移動
- 食生活が大きく変わる
- 睡眠時間を変えてしまう
といったところでしょうか。
1日のサイクルが崩れる
ショートスリーパー®とそうでない人では活動時間の差こそあるものの、基本的には起きて、仕事、学業、家事などに勤しみ、自分の時間や家族との時間を経て、眠りにつくという生活サイクルを送っているかと思います。
しかし、年末年始のお休みには初詣で一晩中起きていたり、帰省先や旅行先で長時間の昼寝をしたり、親戚や友人同士で集まって楽しく飲んだりと日常とはまったく異なる時間帯での活動、就寝を繰り返すため、身体が変化に戸惑ってしまうものです。
外出をしなくなる
寒い時期ということもあり、どうしても家の中にこもりがちになります。年始は特に多くの店舗もお休みとなるため、外出しないことに拍車をかけるのも原因の1つと言えるでしょう。
もちろんたまには映画や読書を楽しんだり、大切な人と家の中で過ごすのは有意義なことですが、人によっては終日外に出ずに家の中などで過ごしてしまうのではないでしょうか。
普段はしない親戚づきあいが増える
会社や学校でも人付き合いはありますが、親戚づきあいとなるとまた日頃とは異なるストレスを感じる人もいるかと思います。
特に結婚などで生活環境が変わったあとはより強く影響を感じるかもしれません。
帰省や旅行に伴う長時間の移動
営業の仕事をしている方や出張族と呼ばれる方にとってはそれほど苦にならないかもしれませんが、日頃長時間の移動、とくに飛行機や新幹線などでの移動をしない人にとって長時間の移動はどうしてもストレスや倦怠感の原因になりがちです。
特に年末年始は混雑が酷く、ときに渋滞や故障などで予定以上の移動時間が必要になるケースも少なくありません。
移動先でしっかりと疲労感や倦怠感を抜くことができればいいのですが、立場によってはそれも難しくなることでしょう。
食生活が大きく変わる
新年は本当にめでたい時期なので、宴会や飲み会の席も自然と増えてきます。
日頃は会えない旧友に会って、同じく飲み会や食事をする機会も増えますし、そうでなくても「正月太り」という言葉があるように、年越しそばに始まり、おせち料理にお餅と年末年始は食べ物の誘惑が多すぎる時期です。
また日常であれば勤め先や学校の集団にあわせた時間に飲食をするのに対し、休みの時期は基本的に自由なため、機会があるとどうしても飲食をしてしまいやすくなります。
睡眠時間を変えてしまう
正月太りと同じく「寝正月」という言葉があるくらいなので、言うまでもなく(笑)この時期は睡眠時間が増える人が多くいます。
単純にお休み中だからというのもありますが、これまでに挙げた習慣の変化による影響も少なくありません。
初詣などで普段は寝ている時間に起きていたり、日中の飲食によって眠くなってしまう、長時間の移動を寝て過ごすなどが原因です。
では、ショートスリーパー®はこの年末年始という鬼門ともいえる時期をどのように過ごしているのでしょうか。
繰り返しになりますが、気持ちよく新年のスタートを切るためにも、対策や対処法を交えてお伝えしていきます。
ショートスリーパー®的、年末年始の過ごし方
無計画に過ごさない
もちろん、綿密な計画を立てて、そのとおりのタイムスケジュールで活動してくださいというわけではありません(汗)
ただ、何もやることがないと眠くなってしまったり、ついついおせちをつまんで眠くなってしまったり、ぼけーっとお正月特番のテレビ番組を見て眠くなってしまったり…と、とにかくやることがないと眠くなってしまいがちです。
日常とは異なり、たくさんの時間があるはずなので、友人に会いにでかけたり、スノーボードやスケートなど冬特有のアクティビティを楽しんだり、読みたかった本や観たかった映画を楽しむ計画を立てて過ごしていただくことで、有意義な時間を過ごすことにも繋がります。
動画を観ることが好きな方は、ぜひこの機会に一般社団法人 ショートスリーパー育成協会がこれまでにお届けした動画もお楽しみください。
ショートスリーパー育成協会 配信チャンネル
多くのショートスリーパー®は休暇のときもざっくりとした流れを決めておいて、常に睡魔が発生しないよう心がけて行動しています。
内容は趣味でも遊びでも問題ありません。
仕事や学校があり、家事をしている日常と同じように、やることを決めておくことが大切です。
飲酒も計画的に
親戚の方々や仲間と共に楽しいお酒を交わすのはとても大切なことだと思います。
また、泥酔するまでお酒を楽しんで日常を忘れるのも、たまにはアリだと考えています。
ただ、毎日のように繰り返してしまうと、身体や胃の負担も大きく、結果として日常に戻ったときに辛いと感じてしまう原因なりがちです。
いつ、誰と飲むのかを決めておいて、節度を保ちつつ、飲酒を楽しんでいただけたらと思います。
また、朝からお餅などを食べて夕方になっても空腹感がないからといって、何も食べずにアルコールだけを摂取するのは控えるようにしてください。
積極的に外出する
大晦日の夜から初詣に行く場合などは例外ですが、基本的には日中に外出いただくことを推奨しています。
日光に当たることでセロトニンが…というわけではなく、日常と同じ時間帯に外出をするといった行動が重要なのです。
寒い時期ですが、日中は比較的気温も上がりますし、気分転換になるのも理由です。
家族や大切な人と話す時間を作る
日常の中ではなかなか大切な人と話す時間というのは作りにくいものです。
ゆっくりとした時間が作れる機会だからこそ、日頃伝えられていない感謝や言えないことを話してみてください。
自分の辛い状況を相手に分かってもらえるだけでも大きく気持ちは和らぎますし、パートナーに親戚づきあいなどで負担をかけてしまった場合もそのストレスを軽減することができるので、なんとなく過ごしてしまうのではなく、一緒に過ごせる時間を有効に活用してみてください。
なお、ショートスリーパー®は日頃から大切な人との時間を作りやすいため、日常的に一緒の時間を作り、話をする方が多くいらっしゃいます。
この機会にその効果や大切さを時間していただけたらと思います。
余裕を持って日常に戻る
帰省先や旅行先から自宅に戻り、日常に近い生活を1日でも過ごしてください。
飲み過ぎ、食べ過ぎは胃腸や肝臓に負担をかけているので、内臓も休めてあげるように心がけましょう。
お休みと日常のクッションのような日を設けておくことで、ギャップを感じずに日常に戻ることが可能です。
初心に返って絶対に二度寝はしない
連休、寒さという要素も手伝って、正月休みは二度寝の誘惑が強い時期です。
Nature sleepを受講している方や、「できる人は超短眠!」をお読みいただいた方はご存知のとおり、ここで二度寝を繰り返してしまうと、だるさを助長してしまうばかりか、休暇明けの遅刻につながる可能性も否めません。
ショートスリーパー®になるためにも、ハツラツとした日常を送るためにも「二度寝」は絶対に禁止して、休暇中もガバっと起きるようにしてください。
何事も最初が肝心
如何だったでしょうか?
過去に正月病を経験していたり、原因となる年末年始特有の習慣で過ごしている方も少なくないかと思います。
新年の「気持ちの切り替え」を推奨するわけではありませんが、スタートダッシュが思うように切れないと、どうしてもその後に長く響いてしまいます。
ついだらけてしまいがちな年末年始のお休みをしっかりとコントロールして、新しい年の仕事、学業などに繋げていきましょう!
またショートスリーパー®的な長期休暇の過ごし方に興味を持っていただけた方や、新年に新しいことにチャレンジしたい方、達成したい何かがある方は、ぜひNatrure sleep説明会にお越しください。
ショートスリーパー®についてだけではなく、人生を豊かにするエッセンスを多数お楽しみいただけますので、お聞きいただいて決して損はさせません!
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