今回はショートスリーパー ®は短命なのかについて解説します。
一般的には睡眠時間が短いと健康を崩しやすく、危険と言われたりします。
認知症にかかりやすくなるとか、寿命が縮むというのは本当なのでしょうか?
今回は実際に、現役で長生きしている87歳のショートスリーパー ®にもお会いしてきました。
実際の体験談も交えながら、ショートスリーパー ®は短命なのかどうかについて解説します。
ショートスリーパー ®は短命なのか?そんなことありません
それでは、今回のテーマのショートスリーパー ®は短命なのかについて解説します。
結論は、『短命ではありません』ということです。
もうこれは過去にショートスリーパー ®だった高齢者を何名か取り上げたらお分かりになるかと思います。
有名なショートスリーパー ®についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
この中から、比較的年配な方をあげていきます。
日野原重明(医師)享年105歳
日野原重明さんは明治44年生まれで105歳で亡くなりました。
聖路加看護大学学長、聖路加国際病院院長、自治医科大学客員教授、ハーバード大学客員教授、国際内科学会会長等を歴任ということで、輝かしい経歴の持ち主です。
生活習慣病という考え方を広めたのも、この方と言われていますよね。
4時間睡眠をずっと繰り返していて、週に1回は徹夜もされていたそうです。
しかし、実際に、100歳超えを達成されています。
6日4時間半睡眠と1日の徹夜の生活だったそうです。
この話を聞いて、医師というストレスや葛藤が多い職業でその生活スタイルを何十年も維持されていた姿に、驚かれた方も多いかと思います。
一方で、ショートスリーパー ®だったから、むしろ医師という職業でも元気に最後まで現役を全うされたのではないかとも思います。
中松義郎博士(発明家・実業家)89歳
2人目の方は、Dr.中松博士です。1928年生まれで89歳になります。
現代における睡眠時間の短い成功者の代表として有名です。
中松氏は日本ではテレビのバラエティ番組に出演などで活躍されています。
フロッピーディスクを筆頭に、あげられる発明品は数知れず、特許の数は2400以上で、数でいうとエジソンを超える発明数です。
「人は1日6時間以上寝ると、頭が悪くなる」という言葉も残されています。
睡眠時間は短い方がいいというのが持論のようですが、短命で亡くなっているわけでもなく、2018年5月現在、89歳でまだまだ活躍されています。
明石家さんまさん(芸能人)62歳
明石家さんまさんは基本的に、2~3時間睡眠です。
そんな明石家さんまさんは、1955年生まれなので、現在62歳です。
喋るのがお好きで、常に面白いことを考えられているからこそ、毎日テンションが高いともおっしゃっていました。
小学校や中学校のころからあまり睡眠は取られていなかったそうです。
もしも短命であれば、もっと早くに亡くなっているはずですが、明石家さんまさんは病気になることもなく、精力的にまだまだ活躍されています。
ムツゴロウさん(動物研究家)83歳
ムツゴロウさんは、2〜3時間睡眠です。
1935年生まれで、2018年5月の段階で83歳です。
ムツゴロウさんこと、畑正憲さんは、基本的に、1日2〜3時間の睡眠時間しか取られないそうです。
時々、30時間ほどまとめて睡眠を取られるそうですが…。
東京大学を卒業されていて、動物の番組では、メディアからも引っ張りだこのムツゴロウさんですが、83歳というのは驚異的ですよね。
レオナルド・ダ・ヴィンチ(画家)享年67歳
90分睡眠を実践されていたレオナルドダヴィンチ。
享年67歳です。
この年齢なので、短命と思われるかもしれませんが、レオナルドダヴィンチがいきていた時代は15世紀から16世紀ごろの話です。
当日のイタリア人の平均寿命なのですが、16世紀末で30歳から35歳と言われています。
出典:倉田稔『15世紀後半イタリア トンマーゾ・カンパネッラを求めて』
日本でも江戸時代の頃の平均寿命はそれくらいだったと言われていますので、当時で67歳ということは正直バケモノレベルと申し上げても過言ではありません。
むしろ、短時間睡眠だったからこそ、そこまで、生きることができたのではないかと言われています。
ということで、代表的なショートスリーパー ®でも長生きされている事例というのは少なくありません。
むしろ、ショートスリーパー ®の方が長生きすると言えるかもしれないかと思います。
ただ、もう少し調べてみようということで、87歳のショートスリーパー ®ともあってきました。
実際に87際のショートスリーパー ®に会って来た
先日、櫻井秀勲さんはご存知でしょうか?

櫻井先生と呼ばれることが多い櫻井秀勲さん。
ご存じの方も多いかと思いますが、現在87歳で社長業・編集者、作家・講演家として活動されていて、女性自身の編集長に31歳の若さで抜擢された方です。
櫻井先生は、31際の時に”女性自身”の編集長に抜擢された理由は、『あまり寝なくても大丈夫だから』だそうです。
つまり、自他ともに認めるショートスリーパー ®だったわけです。
この櫻井先生に個人的にお世話になっています。
- ショートスリーパー ®は短命になる
- ショートスリーパー ®は認知症になる
このようなことがよく言われたりしますが、櫻井先生はこの考えを一蹴されました。

こんな書籍まで執筆されています。
31歳から寝る間を惜しんで活動をされているということなので、普通に考えてみると、徐々に活動レベルが低下してしまうのではないかと思われるかもしれません。
しかし、櫻井さんは破竹の勢いで活躍されているのです。
その①:55歳で作家デビュー
“長らく編集長をされていたのであれば、55歳で作家デビューしても不思議じゃない”と突っ込まれた方。
そうかもしれませんが、作家デビューをされた後が凄まじいのです。
55歳で作家デビューをして、その後、精力的に執筆活躍を続けられています。
これまでの著書数は、な、な、なんと…
200冊以上!
つまり、23年間に200冊以上ですので、年に6冊以上書かれている計算となります。
年に6冊本を読んでいるではなく書いている!のです。
その②:82歳で会社を立ち上げる
82歳できずな出版という出版社を立ち上げました。
82歳で退社ではなく、立ち上げです。
厚生労働省の発表によると2016年の男性の平均寿命は80.98歳だそうです。
現在、櫻井先生は87歳です。
平均寿命を過ぎて会社を始められたことになります。
ということで、すごい方であるとお分かりになられたかと思います。
ちなみに、櫻井先生が編集者として、これまで関わってきた書籍の発行部数が5億4000万部!
関わってきた文豪は太宰治・川端康成・三島由紀夫・松本清張。
桁外れな数字と歴史上の人物の登場でビックリされたかと思います。
私も直接聞いて興奮が収まりませんでした。
失礼な言い方かもしれませんが、元気さに圧倒されました。
どれくらい元気かというと、平日19時〜20時半の勉強会を終えた後、21時〜23時の懇親会で、最初から最後まで、1番お話をされていました。
1番楽しそうに笑われていました。
会場の時間制限が無ければまだまだ行けますよ。
という雰囲気が漂っていて、帰り間際まで元気でした。
失礼な言い方かもしれませんが、認知症という言葉がまるで感じられませんでした。
スーパー元気です。
まとめ:ショートスリーパー ®は短命じゃない
ということで、今回はショートスリーパー ®は短命なのかについて解説してきました。
もちろん、数が少なすぎるというご指摘はもっともな話です。
しかし、実際にショートスリーパー ®でも長寿な方はたくさんいます。
なので、ショートスリーパー ®は短命なのではと思われていた方は、決してそうでもないということをご理解いただければと思います。
決して睡眠時間を短くしたからと言って健康を崩すという訳ではないわけです。
さて、このショートスリーパー ®なのですが、遺伝や体質の問題で、絶対に自分はなれないと思っていらっしゃる方が少なくありません。
しかし、そんなことありません。
こちらの記事でも紹介しているように、ショートスリーパー ®は後天的にも習得することができます。
>> ショートスリーパー ®になる方法!3時間睡眠でも眠気を感じない短眠法
私たちは過去にショートスリーパー ®を1000名以上輩出してきた実績があります。
ショートスリーパー ®になると、やりたいことが多数できるようになります。
今回は寿命をテーマにして記事を書いてきましたが、もしもそれ以外のことも気になるということでしたら、是非ともNature sleep説明会にご参加ください。
90分睡眠の講師があなたの疑問にお答えします。
8時間睡眠の人が3時間睡眠にすると、健康に害があると思われるかもしれませんが、正しく行えば問題ありません。
そのあたりの方法についてはこちらの記事で解説しています。
仕事をする時間も増えますし、勉強する時間も増えます。
京大卒ブロガーのマフィさんからも推薦をいただいています。
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