普段から眠たいと感じられている方に、今回は眠気の原因と解消方法を睡眠の専門家の私が解説します。
眠気の原因となるものはどのようなものなのか?
また、眠気をうまく解消するためにはどうしたらいいのかについて詳しく見ていきましょう。
睡眠の質というものは存在しない
多くの方が、眠くて身体がだるい、眠気で仕事や勉強がはかどらないという時に、自分の睡眠が悪いと思い込みます。それは本当でしょうか?このページでは、睡眠の専門家が、わかりやすい例題を混じえて眠気の原因を説明し、毎日の生活の中で発生する睡魔を解決する方法を伝えます。
決して睡眠時間を増やすことであったり、睡眠の質を上げるといった曖昧な方法論ではありません。
このページに関係のある方は、以下のような症状がある方です。
- 仕事中や会議中の眠気がひどすぎて、意識が飛んでしまう
- どれだけ寝ても、昼間に堪えられない眠気が発生する
- あくびが何度も出る・止まらない
- 周囲に眠たそうと言われてしまう
- 顔色が悪く、不健康に見られがち
- 眠たいと気づく前に眠ってしまう
このような症状がある方は、ぜひこのページを読んで頂き、日常生活の眠気によるミスや失敗を減らしてください。
現代社会は便利な機械や電子機器が増えたことによって、運動や活動量が著しく低下しました。野生の動物から比べれば、現代人の仕事などで、座りっぱなしや立ちっぱなしの状態は、寝ている状態とほぼ変わりない状態といえます。
だからといって、デスクワークをしている最中に踊りだしたり、突然走り出すのもおかしい話なので、ほぼ眠っているのと同じような身体の状態でも、集中力を発揮して、想像力を働かせる必要があります。
まさに現代は、眠気と戦う社会と言っても過言ではありません。
大げさではなく、”眠気を制するものは世界を制する“と言えるのではないでしょうか。
睡眠不足や眠気による経済損失は15兆円
睡眠不足や寝不足を研究しているランド研究所が、
- 眠気による病気や怪我による労働者の減少
- 集中力の低下などから仕事のパフォーマンスが落ちる
といった影響値を、GDP比でまとめたデータを公開しました。
その中で、最も睡眠不足や眠気の影響が深刻とされたのは日本であり、眠気の経済損失は、金額にして15兆円にも及ぶそうです。
出典:Why Sleep Matters: Quantifying the Economic Costs of Insufficient Sleep」/RAND CORPORATION
しかし、そのように言われても、「じゃあ今日から睡眠時間を増やそう」といって睡眠時間を多く確保できる人は少ないのではないでしょうか。
おそらくほとんどの人が、睡眠をとりたいけど取れないという状況だと考えられます。このようなことから、睡眠不足や眠気の影響といった情報だけを仕入れたとしても、日々の変化は全くないため、
「眠気で、そんなにも損失があるんだ」であったり、
「自分の現状が悪いのは、睡眠不足のせいだ」といった形で、睡眠に対してネガティブな印象を持ったまま完結してしまいます。場合によっては、TwitterやFacebookなどで拡散することで、知らなければ、全く影響がなかった人に情報を伝えることになり、睡眠に不満をもつ人を増やしていくこともあります。
このようなに睡眠に対するネガティブな情報を繰り返し入力していくと、気づけば睡眠をとるときに力が入ってしまい、夜眠れなくなる不眠症や、寝ても寝ても眠たいという事態に繋がっていきます。
また眠気や睡眠不足の症状を改善するには、睡眠時間を増やすだけでは不十分です。
では睡眠時間を増やすだけではなく、どうすればいいのか?
睡眠時間だけじゃないなら…「睡眠の質を上げる」と思われた方もいると思います。
冒頭でもお伝えしたとおり、一般社団法人 日本ショートスリーパー育成協会では、睡眠の質を上げることは推奨していません。なぜなら、睡眠中のことは誰も覚えていません。記憶すらない状態の睡眠の質を改善して、睡眠不足や眠気の対策をすることは博打と変わりません。もっと確実な方法は、起きている間に、眠気へのアプローチをすることです。
また、驚かれるかもしれませんが、実はこの世に、睡眠の質というものは存在しません。
“睡眠の質”という発言をしている医師や、睡眠の研究者もいますが、発言者によって、内容はバラバラで定義がないのです。
とある睡眠の研究者が、「ノンレム睡眠の第四段階が発生すること」といった発言をしていましたが、ノンレム睡眠の第四段階は、寝初めの3時間以内しか出ることがありません。
もしノンレム睡眠の第四段階が、睡眠の質であるなら、人はみな3時間睡眠で十分ということになります。
このページで、睡眠の質を表現する際は、睡眠の質=眠気を除去するための睡眠という定義で話をしていきます。
睡眠の質を向上するよりも、このページでは睡眠時間や内容を変化することなく、今日からできる簡単な眠気覚ましのテクニックをお伝えしていきます。
他にはない睡眠や眠気対策の情報です。ぜひ楽しんで眠たいという事象を解決していきましょう。
眠いとは、どういう状態なのか?
そもそも、眠たいという事象を説明できますか?また、あなたはどのようなときに眠いと感じますか?
眠気が発生する一例として……
- 動物としての本能で眠気が発生する→食後や性行為の後の眠気など。
- 環境によって眠気が発生する→静かで誰もいなくて、さらに暖かい場所など。
- 眠くなる習慣→いつも車の運転で眠たくなる人は車に乗るだけで眠たくなるなど。
- 現代社会特有の眠気→薬やストレス、人間関係の悩みなどで眠たくなるなど。
- 睡眠不足による眠気→睡眠物質が除去できていないことで眠たくなります。
以上のように、様々な原因で眠気は発生します。また、当然ながら動物本能的な眠気と現代社会特有の眠気では、対処方法が大きく異なります。
上記は、眠気の発生する条件のほんの一例です。眠気の特長として、一つだけの条件で耐えられないほど眠たくなるのではなく、必ず複数の眠気が発生する原因が重なることで、耐えられないほどの眠気が起こります。
眠気に種類があるということをご存知でしたか?
ほとんどの人が眠気を感じた時に、前日の睡眠時間や睡眠の質を見てしまいます。
しかし、実際に、睡眠時間や睡眠の質などが、眠気の主な発生原因になっている場合というのは、ごくわずかでしかありません。
集中力を阻害し、活動力を低下させる眠気は、自分の生活で不要と思われるかもしれません。しかし、意図しない眠気が不要なだけであり、逆に眠気が全く無いと、夜眠ることが非常に難しくなります。
大切なのは、眠気や睡魔のコントロールです。
眠気をコントロールするためには、眠気が生じる原因を見極めて、眠気の原因ごとに対処していくことが重要です。
「えっ、眠気の原因ごとにアプローチを変えるというのは面倒かも…」と思われるかもしれません。
しかし、難しいものは何もなく、一般社団法人 日本ショートスリーパー育成協会のコラムやメールマガジンを見ているだけで、様々な眠気の説明やアプローチ方法を公開します。
あなたは、ただ読んで、実践していくだけで、眠気に対するアプローチができるようになっていきます。
一つ一つ眠気覚ましの方法や眠くなるメカニズムを詳しく見ていきましょう。
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眠気毎の対策はこちらのリンクからご覧ください。
一般社団法人 日本ショートスリーパー育成協会では、様々な眠気に対する対策方法を紹介しています。
私、堀大輔は、9年間の間、1日平均45分睡眠を継続しています。
魔法のような短眠法や、生まれてもともとショートスリーパー ®ということではありません。
生まれたときは、赤子なので、当然12時間以上寝ていましたし、25歳まで、1日8時間以上眠っていました。
7年かけて、短眠の理論を確立しました。
7年の間は、試行錯誤の繰り返しでした。それこそ会議中に眠ってしまうこともありましたし、CADを描いているときに部長の席の目の前で、眠気で頭を机にぶつけたこともありました。
その一つ一つの理由を不貞腐れることなく、研究し、観察して改善していきました。
デスクワークだからこそ、眠くなるシチュエーションも多く、だからこそ様々な眠気に対するアプローチ方法を考えつき、ショートスリーパー ®カリキュラムの受講生に眠気対策を具体的に伝えられるようになったと考えています。
眠気に対する向き合い方を何千通りも知っているということもあって、日中の眠気に悩まされることはありません。
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